ナビの北海道旅行記2003 | パート2 |
8月11日 |
そこそこ早めに寝たためか目覚めがよい。洗顔を済まし食堂へ行く。 「あったか〜いご飯は やっぱり美味しいね!」今日は紋別までオホーツク海沿いに北上する予定だ。荷物をバイクに止めて出発。いつものようにご夫婦で見送ってくれた。薫別トンネルから古多糠地区を通って、開陽台近辺を通って弟子屈に抜ける。もう俺の定番のショートコースになってしまった。実際標津方面から開陽台に向かうよりも10分は早い。それに天気がよければ開陽台に寄ってもいい。って思っていた矢先、、、、雨がシトシト、、、。 |
「あちゃ〜!さっそく雨かよ!シャレにならんぜ。」バイクを止めて合羽を着こんで出発。弟子屈市街から今日は道道102号線を走って藻琴方面に向かう。そばまで来ているのに摩周湖はパス。こんな天気じゃ間違いなくガスがかっているはずだ。 「俺って優雅だよね!だって簡単にパスしちゃうんだもん。」これが一般ピープルだったら、必ず行くでしょう!中々行けないから。それを考えると、簡単にパスする俺って凄い!なんちゃって! さて左手に川湯温泉の看板を見ながら直進すると道道の分岐に。で、ここで久しぶりにひまわり畑に遭遇した。昨年の北竜町以来かな?規模は大きくはないけどそれぞれのヒマワリが満開を主張しているようで綺麗だった。ここでもヒマワリ畑を観光に利用しているんだね!隣の観光客が 「女満別のヒマワリも有名だよ!」って教えてくれた。へ〜!今日は行かないけど明日寄ってみようか。 |
バイクに乗り峠をめざす。久しぶりのワインディングだけど霧雨が視界をさえぎるので安全運転で走る。でも藻琴山展望台に到着した頃には雨は止んだみたい。たまたま網走方面からから来たライダーと話をする。何でも網走方面は快晴ではないけど雨は降っていないみたい。 「ラッキー!ならば合羽は脱ごう。」でも、そのライダー、、、すんごいバイク。KZ1300だって。これぞ男のバイクって感じの存在感。もう20年位前のバイクのはずなのに、北海道ツーリングするなんて、よっぽどメンテナンスがいいのかな?6気筒だから6本のエキパイが存在感を主張している。カッコいいなあ! 念のため聞いてみる。 「やっぱりカワサキ党ですか?」って笑って 「そうです。カワサキ以外は乗らないです。」って言ってた。ポリシーもっててさらにカッコイイ!革ジャンに合羽を着て彼は出発していった。俺も合羽は逆に脱いで身軽になって出発。網走まではまだ遠い。 この先に芝桜公園があるんだけど、一面緑だった。わかっちゃいるけど時期はずれ。本来ならば5月中旬までが見頃だから今じゃ見れる訳ない。藻琴駅前に到着。ここでお昼にする。ミソラーメンをチョイス。 「ここって何を食べてもウマいっす!」本当に美味しい。以前は流氷ラーメンを食べたっけ!一服してから出発。網走市内に入ってカメラ屋さんを探す。デジカメのスマートメディアを購入したい。どうみても大型電気店は見当たらないので、カメラ屋さんの方が手っ取り早いと考えたからだ。駅そばに発見64Mのメディアを購入。このメディアも安くなったもんだ。2年前は1万円以上したのに。 |
市内を通らず道道76号線に入って能取岬に行く。雲ってはいるけど、雨が降っていないだけありがたい。看板に沿って到着。大きな駐車場はあるんだけど、観光バスが1台と10台位の車しかいなかった。やっぱりマイナーな場所なのかな?形ばかりの店でコーヒーを飲み団子を食べる。「まぁ〜こんなもんかな?味って、、、でも そこそこ旨い。」 岬まで歩いてみる。海が見えるし綺麗だ。それにキタキツネがいた。いわゆる観光キツネって奴。俺はもう餌はやらない。心に決めている。自分で狩を出来なくなったら厳冬期に越えられないで死ぬだけだ。それを思うと何もやらない。でも何かくれると思っているのだろうか?逃げる事もない。一応写真だけ撮って追い払った。 今来た道を戻っても面白みがないので道道76号線を能取湖方面に向かう。この先少しダートが残っているらしい。しばらく走ると舗装がダートになった。でも走りやすい。スピードこそは出せないけど安定した走りができてよかった。能取湖も汽水湖になっているんだけど、橋がないので湖をグルリと1周しなくちゃならない。 「これって!めっちゃ時間ロスだな!」昨年立ち寄った船長の家を通過して国道に合流。ここからほぼ一本道みたいなものだ。 |
そしてキムアネップ岬に向かう。細い誘導道に沿って走ると駐車場があった。この近くにはキャンプ場もある。かなり良いロケーションだ。 「ここで日の出を迎えられたら最高だろうな!」もちろん夕焼けも綺麗だろう。でもこんな天気じゃ夕焼けなんて絶対見れない。もし見れたら夜間走って紋別に到着することになるけど、それもいいかな?今日は残念。諦めよう。 ただ、サロマ湖ってあまりにデカイ。これが湖だって言って写真見せても理解しようとしてくれないだろう。もっとも幌岩山展望台から全面を見渡す事もできるんだけど、今回は湖面を見たかった。(詳しくは道東観光情報の網走支庁に掲載されている写真をクリックしてみて下さい。合成写真を見ることができます。)別にノスタルジックに浸るわけでもないし行くとするか。ここはキャンプでは最高かな? |
この先北勝水産に寄ってみる。ここはホタテを格安で売っていることで、そこそこ有名ではある。俺も知ってはいたけど寄る機会がなかった。まずはホタテの刺身と浜焼きをオーダー。どちらも100円。かなりリーズナブル。出てきて食す。 「う〜ん旨いっす!」でも量的にお代わりをしたいところだけど、他のメニューを食べてみたいので、これはもういいや。 そして水槽を見てみる。そこそこの土産店を見てきた俺だけどホタテはここが一番安いかもしれない。やっぱり水産会社直営だからかな?もちろんカニも売っている。これはどうだろう?あまり安さの基準がわからない。でも市場で買うよりは安いかな?もちろん値段交渉しだいで市場の方が安くなることも多々あるけど、、。 |
次にホタテバーガーをオーダーしてみる。まあ、一般の店では食べられないからチャレンジもいいだろう。まず出てきたのはホタテバーガー。 「ん〜旨いっす!サクサクの衣のホタテがマジ美味いっす!」バーガーの表現としてはフィレオフィッシュのホタテ版って感じ?300円だから小腹が空いた時にいいかもしれない。もしホタテのフライができれば自宅でも作れそう。何気に知らないメニューだった。 |
お次はホタテカレー。カレーの香りが食欲をそそる。(かなり食べてんのに!) 「これはマアマアの美味しさかな?」ただ、一言いうとボイルしたホタテがカレーの中に入っているだけって感じだった。カレーも業務用に感じる味だったし、、、。出来ることなら、さっきのホタテバーガーに使ったフライを使って欲しかったな!ボイルしたホタテがカレーの中で主張していてカレーに馴染まない感じがした。カツカレーってのがあるようにホタテカツカレーを置いて欲しいなあ!まあ、こざかしい利用者の意見でした。 道の駅「さろま」や「愛ランド湧別」は通過!あえて寄るまでもない。北勝水産からサロマ湖をグル〜ッと廻って三里浜に到着。ここは公営のキャンプ場になっていて紋別側から入れる最終の場所である。そばには竜宮台という展望台もある。でもサロマ湖こそは見えるけどオホーツク海はほとんど見れなかった。なんだよ!ここは!意味ないじゃん。 |
実は今回サロマ湖で、ある計画があった。それはサロマ湖の砂州の先端を見たかったのである。地図で見ると、でか〜いサロマ湖の一部分が海とつながっていて汽水湖になっている。それぞれの陸地からは砂州が伸びている。網走側ではワッカ自然公園から先は自然保護の観点から一般立ち入り禁止になっているので、俺でも行く事はできない。しかし紋別側は特に立ち入りの制限はないので、先まで行けそうなのだ。 三里浜キャンプ場の管理人のおじちゃんに 「先まで行きたいんだけど!」って話すとイイヨ!って言われた。ただバイクを何処におけばいいのかな?って聞くと、 「ここでもいいけど、まだ先までかなりあるから、駐車場代払ってくれればギリギリまで行っていいよ!」ってんで駐車場料金を払って中に入る。確かに少しだけど楽できそう。バイクを置いて歩く。しばらくテトラポットを製造している工場があるので舗装路を歩くけど、この先は道はない。 砂浜の足場の悪いところを歩く。これは別に問題ないんだけど、水溜りの近辺を歩いたらアブがすごい。♪ぶんぶんぶん、アブがが飛ぶ♪ここまでそこそこ汗をかいたからかな?かなりのアブがやってきた。って言うかまとわり付く。 「もうカンベンして〜うっとうしいよぉ〜〜」やっとの事でオホーツク海の砂浜に到着できた。でも歩くたびにツーリングブーツがもぐってしまいシンドイ!やっと砂州の先端に到着。多分2kmはあったかもしれないけど、1時間以上もかかってしまった。 砂州の先端と言っても実際はテトラポットがあるだけ。どっちかというとジャングルジムみたいなイメージが強い。そして水面の向こう側にはワッカ側の砂州が見える。多分その距離300mくらいかな?でも流れがすご〜く早い。 「これじゃ海水パンツをはいて泳いだら確実に溺れ死ぬだろうな!」水流はオホーツク海に向かっているから、 「多分見つからないんじゃないかな!」そう思ってみたものの、アブの襲撃に耐えられず撤収! 駐車場付近まで戻るとアブもいなくなった。 「あ〜かゆ〜い!」見ただけで腕4箇所刺された。ここは2度と来る所じゃないな。バイクに乗り出発。キャンプしている人たちは、何だ?アイツ!って思ったかな?だってキャンプしないで出て行っちゃうんだもん。ここから紋別までは多分1時間くらいだろう。道道656号線で湧別に向かう。時間も6時に近い。あえて行動は控えて宿に向かおう。 今日の宿は紋別セントラルホテル。ビジネスホテルみたいな感じかな?けっこう案内板が所々出ているので安心して走れる。紋別市街で案内板は市街旧道にアプローチしてくれているので、それに従って走る。と!あった! 「何だかすご〜くリッチなホテルじゃん。」バイク置き場も目の前にあって安心だ。京都ナンバーや富山ナンバーのバイクが駐車していた。みんなツーリングなんだろうな。フロントでチェックインを済ませて部屋に行く。綺麗な部屋だ。軽装になって夕食を摂りに部屋を出る。 |
ネットで調べておいたんだけど、紋別では「あづま」という小料理屋でカニが食べられるらしい。そこでホテルのフロントで場所を聞くと簡単な地図のコピーをくれた。コピーがあるということは、そこそこ有名らしい。ホテルから歩く事約10分で到着。イメージは居酒屋風。のれんをくぐってカウンターに陣取る。 まずは生ビールとカニの刺身とホタテの刺身。 「あ〜うめ〜!!」カニはタラバを期待していたんだけどズワイガニだった。でも甘〜い!ジュル!って食べた。ホタテも身が厚くて最高だ。ビールのお代わりをして、タラバ天丼を待つ。 この店は大将一人で切り盛りしているんだろうか?バイトらしき青年が怒られているのを何回か見た。あまり客に見せるものでもないと思うんだけど、、、やっと出てきた天丼を見てでか〜いカニの足が存在感を示していた。 「美味しい以外言葉が見つからないじゃん。」ただ、今日は何回か昼食を食べているんで、食欲があまりない。天ぷら、ご飯、メロンと食べていったけどカニサラダがキツイ!ビール飲まなきゃよかった。でもカニサラダも美味しいんだよね。俺なんて自宅帰ったら間違いなくカニ風味サラダだもん。本物のカニサラダだって食べられないよ。何とか無理して完食。あ〜食った食った! 宿に戻って大浴場で足を伸ばす。そしてサウナに入ってさっきのビールを出しちゃお!するとまたビールが飲みたくなる。不思議だ。風呂を出て缶ビールを買ってベットで飲もう。Tさんにメールを送っておく。紋別セントラルホテルいいよ!って。 さて休むとするかzzzzzzzz |
8月12日 |
朝は6時30分にモーニングコールで目が覚めた。これって便利だな!窓を見るとうっすらと晴れている。ラッキー!まずは朝風呂をに行く。もし雨でも降っていたら朝風呂なんて行かないけど。こんな天気ならば問題なさそう。 「あ〜気持ちいいなあ!すんごい贅沢。」風呂から上がると、部屋でテレビで天気を確認する。晴れの表示はないけど雨の表示も無いので問題ないかな? 「まあ信じる者は救われる気持ちで行こうってか!!」 食事はオーダーしておいたので2Fのレストランに行く。久しぶりに新聞を読んだ。たまには活字も読まないと、、、何のこっちゃ?8時過ぎに出発する。今日は層雲峡経由で知床の手前清里に泊まる予定だ。つまり昨日知床方面から来たのに、また知床に戻るわけ!変でしょ! |
市内を通過するのにチョット迷ったけど無事国道 に入った。この先 層雲峡はかなり遠いな。でも青空が出ていて少し暑い。ツーリングってヤッパこうでなくっちゃ! しばらく走ると道の駅「たきのうえ」に到着。トイレに寄ろう。ついでに店内をのぞく。ここは香りの里っていうだけあって、お香のような、ハーブのような香りがする。でも落ち着く香りだ。それが心をノンビリさせてくれそうだ。 店外に出て売店に芝桜ソフトを売っているので買って食べてみる。あま〜い美味しい味だ。でも芝桜なんて食べる事ないでしょ! 「本当の味なんだろうか?って思うのは俺だけでしょうな?」多分ここも5月頃は芝桜が一斉に咲くんだろうな!久しぶりに相棒を撮影。今俺の持ってるホクレンのフラッグは中標津で貰ったホンダの赤フラッグと道東の緑のフラッグしかない。このまま道東に向かったら道北の青フラッグが手に入らなくなってしまう。さらに走行距離が伸びそう、、。まあ!何とかこの先考えるか、、、! この先、とにかくな〜にもないワインディングを走る。ハイペースで走り抜けるんだから、それはそれで楽しいんだけどね!前方に浮島湿原の看板を発見するけど、ここは限りなく道央に近い。それに釧路や琵琶瀬で湿原は何度も見ているから寄るまでもないか!ってんで浮島トンネルに入った。最初は気持ちよかったけど、だんだん寒くなってきた。 「お〜さむい!」 トンネルを抜けるとJR石北本線が並走する。昨年中越駅跡や天幕駅跡を探訪したっけ。たった1年じゃ変化もないだろうから、あえて立ち寄るまでもないかな。やっと国道39号線の交差点にやってきた。ここを左折すれば層雲峡に行けるんだけど、あえて右折して旭川方面に向かう。何とかしてホクレンで青いフラッグを貰おう。で、結局愛別まで来ちゃった。距離にして20km。 「あちゃ〜往復で40kmもムダな走りをしちゃったのか!」でもやっと青のフラッグをゲット。これで最終日に苫小牧近辺で黄色のフラッグをゲットすれば4種類手に入った事になる。頑張ろう! |
単純に引き返す。右には石狩川が並んで流れている。一昨日のような濁流ではなかったが、水面はやっぱり濁っていた。清流になるまで、しばらくかかるかな。 途中上川駅の看板を発見。折角だから行ってみよう。ここは特急も停車する比較的大きな駅だ。それに層雲峡方面のバスのアクセスが充実しているみたい。ただ列車の時間には合わないのか旅客は少ないけどタクシーやバスがそこそこ停車していた。 切符売り場に行くと記念のオレンジカードを販売していた。丁度昨年訪問した廃駅の図柄のオレカだ。3枚セットで台紙付3000円しちゃった。でも記念だからいいよね! |
ちょっと寄り道が過ぎたかな!さっき右折した交差点を今度は直進して層雲峡に向かう。な〜にもない道を走ると突然コンクリートの建物が現われた。これが層雲峡温泉街。いたって簡単に判る。ここにロープウェーとかあるんだけど、俺は時間的にパス。温泉街から5分ほど走ると看板があって銀河の滝と流星の滝を鑑賞する。 ちょっと小高い山に登れば双爆台という展望台があって両方の滝を見られるんだけど、そこまではする気にならなかった。 「まあ!迫力はあるんだけど、ちょっと遠いなあ!」何度も来る所でもなさそう。でも観光バスの多いこと多いこと。何処にこれだけのバスがいたんだろう?って思う。バイクも20台集合。観光地であることには変わりは無いか。 まあ写真だけ撮って出発。このまま石北峠方面に向かおう。すると国道の分岐が現われた。あ!ここを国道273号線方面に行くと三国峠だ。写真だけ撮っておくか。 |
分岐を右折して大雪湖を左手に見ながら進む。すぐ銀泉台への看板が出た。ここは道道1162号線という俺の知る限り最大の番号だ。でもダートだから走るつもりはない。あと5kmかな〜なんて甘い考えをもっていたんだけど、いつになっても峠に到着できない。 「こんなに遠かったっけ?」ってんでハイペースで走るのや〜めた。スピードを落としてゆっくり走ろう。CB400SFのライダーがカッ飛んでいった。事故んないでね! 結局分岐から20kmも走っちゃった。こんなにあるなら走らなければよかった。峠の見晴らしは良い。2年前ここを通ったんだけど時間がなくて通りすぎたので、初めての観光かな?見晴らしがいい分雲があやしい。 「これって帯広方面は確実に雨だぜ!」もちろん方向が違うけど。そこそこ休憩をしよう。売店でカレーを買おうかと思ったけど高すぎるんで諦めた。他で食べればいい。ただ天気がいいので、しばらくユックリしようか。 さて体も落ち着いた事だし出発する。そこそこライダーがいるので俺のサイクロンのサウンドでみんな振り返る。変な運転できないじゃん。とりあえずブォ〜〜〜ん!てスロットル引っ張って自己満足の世界に入っちゃった。まあ、変なヤツって思ったろうな! また20km戻ってさっきの分岐に来た。ここを右折してやっと石北峠をおりる。 「でもかなりの急カーブだな。」俺はここを冬デビューで本当に走ったんだろうかって思う。 道が平坦になるとキツネ牧場の看板がある。さっそく左手にそれらしき場所があるので入ってみる。おばちゃんがウザイ!国道沿いには鎖で首輪に繋がれたキツネが数頭いるくらいで大したことはない。でも何で?首輪をしてるの?放し飼いにすればいいのに。で、 「店内に白いキツネがいるから撮影していきな!」って勧めれれる。言われるままに店内に、、、、、そして撮影終わってから 「餌代だと思って何か買ってって!」だって。まあ土産は買わないつもりだったけどチョコくらいは買ってもいいか。500円だし。そしたら、 「このキーホルダーかわいいでしょ!とかメロン安いからさ!」(俺にメロンを勧めるのは間違っている。アンタの店の金額で3倍の個数は買えるぜ!)とか 「カニ送らないか!」などなど、浪速のおばちゃんも負けるくらいの口攻撃。 「あ〜ウザイ!」そそくさと店を出た。こんな変な店もあるのね。第一どこがキツネ牧場だよ!酷いもんだ。サイクロンのサウンド高らかに出発。2度と来るもんか。(また行きたくなったりして?) しばらく走ると、こんどはキツネ村ってのがあった。ここにも寄ってみよう。ここは入場料金を500円取るみたい。 |
内部はフェンスで囲まれた内部にキツネが放し飼いになっている。しかし何ていう姿勢だよ。グダ〜って寝転んじゃって。こいつらは観光キツネの横綱クラスだな。もちろん餌に不自由はないし一生ここで優雅に外的にも守られて生きていくんだろうか?それはそれでいいんだけど。自然に出されたら1年だって生きていけないな。 よ〜く見るとここは黒いキツネやシルバーフォックスという銀キツネもいる。つまりキツネの種類がごっちゃになっているんだね。これって繁殖期に変なキツネが生まれる事ないんだろうか?もっとも外に出ないからいいか!キツネを撮っているとパラパラ降ってきた。 「あちゃ〜雨かよ!」でも空は明るいので天気雨を信じてしばらく待とうか。 そう言えばお昼を食べていなかったな。レストランがあるので食べていこう。時間が半端だったので他のお客さんはゼロ!俺の貸切かい!まあいいか。久々チャーハンが食べたくなったのでオーダー。出てきたチャーハンを食べて動きが止まる。 「ん〜旨いっす!小学生の時ラーメン屋さんで食べた味みたいにすごく懐かしさを感じる味じゃん?」今のチャーハンって見た目より具が少なく簡単な味付けなのに、これはコクがある。ユックリ食べよう。スープまで飲み干しちゃった。 雨は止むどころか本降りになってしまった。仕方がないので合羽を着る。今日こそはOKだと思ったのに。 「あ〜合羽の中って蒸してるよ!暑いや!」国道を北見方面に向かう。道の駅「おんねゆ」のそばにキタキツネ牧場の看板が! 「これかあ〜本当のキタキツネ牧場って!」もういいや!次回にしよう。このまま留辺蘂、北見を経由して進む。 「あ〜合羽がウザイ!」それに北見市内はそこそこ車が多いし。端野に来ると雨は上がってきた。でも何時降り出すか判らないから合羽は来たまま走る。美幌に入ったら美幌バイパスてのがある。現在は無料通行だって。北海道にはこういう無料開放の有料道路があちこちにある。これって税金の無駄使いじゃないのかな?いうまでもなく通行車両は少なめ。俺の専用道だ。そりゃ!〜 そして一旦国道に入って女満別空港に向かう。再度ひまわり畑を見たかった。女満別空港は冬に利用したことがある。あの時は大変だったけな!そんな思いを持ちながら空港に到着。とりあえず空港の周囲を廻ってみよう。あれれ?ヒマワリが咲いていない? 「何で?ここじゃないかな?」って思ってUターンをして走るけど分からない。空港職員に聞いたら今年は9月だって。な〜んだ。無駄だったか。 町道を適当に走って国道334号線に出て清里に向かう。最初はワインディングのタイトなアップダウンのコーナーがあって楽しいけど、そのうち真っ直ぐな直線になった。清里市街の看板に沿ってJRの踏切を越える。今日の宿は風景画という宿。場所が心細くなったので公園で合羽を脱ぎながら場所を聞く。。一本道で右側に茶色の建物が現われた。ここだ。 バイクを止め、荷物を降ろして声をかけるけど誰も来ない。人の気配はあるんだけどな。でも勝手に入るのもどうか?って思っているとオーナーさんが偶然登場。さっそく部屋に案内してくれる。 「ん?、、、、、別に不満はないけど簡易ベットか。」予約の時間が遅かったから仕方ないんだけど、、、これじゃ何か抵抗あるな。館内は禁煙。これは仕方がないし従おう。吸いたければ玄関に出ればいいんだから。かえって体にいいかも。 着替えて2Fのリビングに行く。 「スゲ〜目の前が大きなガラス張りになっているぅ」今は夕闇だからよく見えないけど斜里岳が見れるらしい。ここで風景のスケッチとか出来るんだ。だから風景画って宿の名前なのね。でも、、、でも、、、ここはBGMは流れているんだけど会話が聞こえない。客は同じリビングに6人はいるんだけど、だ〜れも会話しないで読書していたり、外見てたり、、ゲストが暗いな〜。 夕食の時間になっても、だ〜れも会話無しでもくもくと食べる。なんじゃ?はっきり言ってゲスト(客)が暗すぎる。 「大昔言ってたネクラかな?で今日はお通夜かよ。」つまらないのでそそくさと食べて玄関で一服。同じ会話無しなら一人でボ〜っとしていたほうがいい。この宿には風呂の設備はあるんだけど希望者は近所の温泉に連れてってくれるとのこと。車に乗せてもらって温泉に。 「あ〜気持ちいい。」集合時間まであるので椅子に座ってボケ〜とする。そして宿に戻る。あいかわらずお通夜だ。もう諦めよう。ベットに入って誰よりも先にねる。でも簡易ベットとは思わなかった。先に言ってくれれば来なかったのに、、、、zzzzzzz |
BACK | NEXT | 旅行記TOP |